反応染料

特徴

綿やレーヨンを染めるのにもっとも多く利用されている染料です。鮮やかな色からくすんだ色まで、ほとんどの色を得ることができます。
繊維と化学結合して染着するので耐久性に優れた染料でもあります。
反応染料を繊維と反応させて発色させるためには、アルカリ剤（ソーダ灰など）の添加が必要です。

家庭染色	色の鮮明さ	日光	洗濯	(※)再現性	作業性
◎	○	○	○	◎	◎

※ 上の表はあくまで一般的な評価です。染料によっては強いものもあります。
※ 再現性・・・別の人が同じ条件で行えば、いつどこで染めても同じ色が得られること

染められる素材

綿・麻・レーヨン・テンセル・キュプラ・絹

綿・Tシャツをターコイズに染める染色例です。

（1）	反応染料を溶かして染液を作ります。
（2）	染めるものを入れて温度を 60℃まで上げはじめます。 60℃にあがるまでに染液の中に染色助剤をいれます。（芒硝・ソーダ灰の順にいれてよく溶かします）染色助剤を溶かした後、よく混ぜながら30分間染めます。
（3）	染色終了後、水洗いし、染めムラ等を防ぐためソーピング（後処理）をします。ソーピングはソーピング剤をいれて沸騰で10分間、処理します。
（4）	水洗いし、脱水・乾燥で完成です。

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反応染料の解説ページです